身体を動かす企画『立てば芍薬…。』 一日目!

青山ねりもの協会の身体を動かす企画『立てば芍薬…。』いよいよ始まりました。

http://www.aoneri.com/ws/tateba/

 

身体を動かすってやっぱり新鮮! 

昨日、18日(金)のレポートをガガガッと書きました。ドキドキ。

 

↓↓

 

 

一日目は夕方から。お世話になっているみなさまも来てくれて、みんなで色々考えてきました。
実は、これより前にゲストさんとお打合せの時間もあったのですが、その時に色々話したことも面白くて。
当たり前ですが、ゲストさんと我々の視点は全然違っていて、気になることや、考えたいことも本当に様々なものが出てきていたので、今日はお互いに色々試してみましょうかと、ちょっと実験的なものも含む内容になりました。
まずは準備運動的に身体を動かして…。
準備運動だけでも、踊れるゲストさんの準備運動は全然違うし、やはり何よりひとつひとつの動きがキレイだ…。と思ってしまいます。
(後になって、その、「踊る人の身体=キレイ」という風に我々が思っていることについて、ゲストさんは驚いておりました。)
床に大の字に寝て身体の重さを感じる。床への接地面がだんだん増えていく感じ。腰が浮いちゃう!との意見が多数。
「目玉の重さも感じてください」のサイドコーチがおもしろい表現だなと思いました。ああ、そうか。私の身体には目玉あったねぇ…。
ロッキングという言葉も、私には耳慣れない言葉で動きも面白かった。動き的には、寝たまま、足首をパタパタ前後に動かして、身体を揺らすという動き…。骨が全部つながってることを感じて動かすと、身体が足首のパタパタの動きに引っ張られて前後に揺れるのですが、意外にできなかったり…。
準備運動的なものだけでも、普段とはやはり違う身体の動かし方を他にも色々できて、気持ちよかったです。
準備運動を終え、試しに、「ちゃんと立つ」「キレイに立つ」ってどんな感じ?というのをちょっと話しました。ゲストさんがバレエの立ち方、型を教えてくれたり。
じゃあ、演劇でちゃんと立つってどんな感じ?とか、皆で色々意見を交わしつつ、立ってからどうやって身体を動かすか、重心の移動を意識してみたり…。
一口に立つ・座る・歩くといっても、とても広い。そして、いわゆる「ちゃんと」とか「キレイ」の基準がそれぞれ違う。十人十色。だけどやっぱりなにか基準みたいなものはあって…。じゃあいったいそれって何なんだろう? そんなことをみんな漠然と考えていた気もします。それをもうちょっと掘り下げたい気もしながら、今日はとりあえずバンバン色々やってみようの精神なので、
打ち合わせの時にやってみたいというご意見をいただいた、「ダンスを言葉で伝えるやつ」(正式な名前があるのか…?)をやってみました。
青ねりでけっこうよくやる。
チームの一人が部屋を出て行って、残ったチームメンバーが出てった一人に踊るらせたい踊りの振り付けを2エイト分考えます。踊りと言っても、カウントに合わせて動く、みたいな意識で大丈夫なので、ダンスやったことない人でも意外とガンガン振りを作れます。
残ったメンバーで、その踊りが完璧に踊れるようになったら、部屋を出ていた一人を呼び戻して、その人に踊りの振りを教えるのですが、このときに、踊りを考えたメンバーは身体を動かさず、言葉だけで振りを伝える。というやつ。最終的には、伝えた振りがあっているかどうか、メンバー全員で踊ってみます。
今回は2チームでやりましたが、それぞれにつくった踊りが素敵でした。そして、振りを伝える時には性格が出ます。もちろん、振りを教えてもらう方の受け取り方も性格が出ます。でも、互いにいろんなアプローチの仕方があるものの、最終的にはみんな結構そろって踊れるので毎回不思議です。
ちょこちょこ休憩をはさみつつ。
今度は、ゲストさんの進行のもと、歩くことを重点的に。
部屋をランダムに歩く、みんなで揃えて一斉に歩く。一列になって歩く…。
平澤さんが意識すると途端に歩けなくなると言っていました。
たしかに、みんなで揃えようとすると不自然な歩き方になる…。普通に歩くってなんだっけ?と誰しもが忘れかけます。
それから、身体の重さ・重心をお互いに預け合うをワークも。コンタクトダンス的なやつ。
実は、前回、ちまきの会でやってもらったことがあり、青ねりたちのお気に入りのワークです。
ゲストさんと運よくペアになると、身体の重さを預けるというのはこういうことなのだ!とすごくよくわかる。それこそ、体感するって感じです。
最後はチームで並んで歩くことに、先ほどみんなで作った踊りから印象的なポーズを三つチョイスして、それらを組み合わせて、歩くというのをやりました。
ゲストさんが、歩き始める前に、「ハグをしあって、だんだん激しく。その動きをくり返して、チームでいいなとおもったら歩きはじめる」という提案をくれて、それぞれのチームでやってみたのですが、ハグをしあうから、なぜか相撲をとる、ぶつかり合う、といった動きに変化。ゲストさんからは、まさかあんな風になるとは。とのコメント。
身体の「コンタクト」に慣れてないせいか? お互いの身体がどんどん反発し合う感じ。ハグしてるはずなのに。
動いている方も、なんか違うなと思いつつ、身体のテンションは上がる。そこから歩きだすと、なんというか、また違う身体の使い方になってゆく…。
歩くっていったいなんだっけ? と、もう迷宮です。私は。
録画した動画を見てみたら、ちょっとダンスっぽい! 身体のテンションに波があって、面白い動きになっていました。
そんなこんなであっという間にふりかえりの時間。
動きが揃うっていうのは、単純に「ダンス」っぽい。正面を向いて立つこと自体にダンス的な恥ずかしさを感じる。キレイに立つ・歩くっていうのをもっとやりたい。こうすればかっこよく見える!的なお手軽なワザがあれば知りたい。など、ご意見も色々ありました。
帰り道も色々話しながら、初日を終えました。帰り道はみんな普通に歩いていました。
↓↓
動きを言葉で説明するのがとても難しい。
とりあえず、メモ程度ですが、一日目のレポートでした。
本日19日㈯は、二日目!
お昼から今度は日本舞踊の視点から、夕方からは再びコンテンポラリーダンス・演劇の視点から、身体のことを考えてゆく予定です。
盛りだくさんです!
初日で出てきた意見も参考にしながら、もっと色々な広がり方ができると良いな。
本日また新しく参加なさる方の身体と出会うのも楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします!
金谷

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL