ご挨拶

全くもってブログなどを更新してませんでした、平澤です。
おかげさまで元気に暮らしております。さて、2017年もあっという間に過ぎ、もう数時間で新しい年を迎えようとしています。

今年は青山ねりもの協会の公演はありませんで主に個々の活動でしたが、不定期ワークショップ『ちまきの会』や身体を動かす企画『立てば芍薬…。』でたくさんの方と出会い、遊んでもらいとても充実した年になりました。

まさか我々が踊りたいと言い出す日が来るとは。わからないものです。

次はいつ?今度これやろうよ〜!などなど…たくさんの方に気にかけていただいて幸せな団体だなぁ、とつくづく思います。

次…?来年は期待していてくださいね。

平澤個人では今年は3団体にお世話になりました。ちょこっとずつですが振り返っておきます。

1本目は2月恒例行事となりました、戯れの会の『Huis Clos ユイ=クロ 出口なし』。

主宰の多和田さんは知り合って8年?9年?。いつか渋谷のカフェーで次はこれやりたいのよ!と渡された台本がサルトルの出口なしでした。

あれから何年か経ちましたが、やっと!やっと!実現いたしました。

多和田さんは毎回毎回わたしに試練を与えてくれますが、今回は(も!)難しい上に台詞量がめちゃくちゃ多い。

登場人物は4人、ほぼ3人芝居で90分喋り倒しました。窪田さんも直子さんも実力も経験も桁違いでとてもすげぇ役者さんで、足を引っ張りたくないわ負けたくないわでこの期間はずっと台本とにらめっこしていました。

踊りながら台詞たくさん喋ったり、終わりかけのライフほぼない時間帯に濡れ場やアクションシーンがあったりと、サルトルにも振り回されまくりました。

至らぬところばかりでしたが挑戦させてくださった戯れの会のみなさまに本当に感謝です。

頭と身体をまんべんなく使ってとてもお腹がすくお芝居でした。

稽古もガッツリしてたし内容も内容なのでこの悪夢は終わらないと思ってたので、千秋楽終わりの飲みのあとはっちゃけすぎて記憶がありません。はい。

2本目は再生俱楽部の『埜日』。

こちらは2人芝居でした。

主宰のサイセイくんとはちまきの会(金谷先生が普通に授業する会)で出会い、そのあとチャリ部などで普通に仲良しでして。

彼はゴリゴリの現代劇の人なので一緒に芝居を作ることはないんじゃないかなぁ、となんとなく思っていたのですが。

ある日今までに見た事もない神妙な面持ちでお声をかけていただいて「出る!」と即答しました。

共演したとよしーはわたしと真逆な芝居をする子なので自分の欠点も彼女を通して明確になったのでとても感謝しています。

穏やかな2人で期間中にすこし優しくなれた…気がします。

休憩中にラップをする一休みさんの人気にかなり嫉妬しました。

3本目はGフォースプロデュース『ドアー』。

写真を見ていただいてもわかるように大人数!出口なし、埜日と少人数でしたので稽古場に人が多くて怯みました。

加藤さんの新作だったのですが、カフカの『掟の門前』という短編を下敷きにして書いたそうです。そしてなによりダブルキャストでとってチーム、かぎあなチームと分かれておりました。別班のわたしの役は男性だったのですよ。作り方やミザンスなど全く違ったので客観的に作品に向き合え勉強になりました。

そしてGフォースの方々はとても懐が深い。ほぼみなさまはじめましてでしたが、とても優しくしていただきました。別班の方々とも一緒に芝居したかったなぁ。

『出口なし』が「ドア開かねえ!」で『ドアー』もドア開かねえ!行けねえ!だったので、今年は扉に縁があったんだなぁ。しみじみ。
というわけで、少なくはありましたが、平澤個人でも素敵な作品に関われて充実した1年を過ごせました。

観てくださった方もそうでない方も、関わってくださった方もそうでない方も本当に本当にありがとうございました。

来年も個人でも団体でも色々やらせていただきますので、2018年も生暖かく見守っていただければ幸いです。

最後にもう一度皆さまに心より感謝を。

どうかどうかよいお年をお迎えくださいね!

また来年、どこかでお会いしましょう。

平澤

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