もんもんもん

金谷の相方です。
ご無沙汰してました。
このタイプは森ガールに人気だから四角で・と依頼されて彫ったのはいいものの求められていたものが正方形で、まんまと辺の長さが違うのを作成していた私の製品は全く売りものにならないという事実を知らされた。
素材も自由に変わるものならば違っただろうが。これは一から作り直さないといかん。
四角で・と依頼された際に好きなように、なんでもいい、と取り合わなかったのは向こうだ。
無理やり元々のをうまーく変えれば納期には間に合うかもしれない。けど、素材の成分がスカスカでいざというとき壊れるしもちろん一回り以上は小ぶりになる。じゃあ死ぬ気で納期までに頑張るしかないのだけれどいただいた素材が驚くほど陳腐なのと依頼主のために命かけられるのかと問われるとNOなので。新しい素材に変えてもっと上等な製品を作らないといけないなと半ば諦めとやはり最高傑作を提示しないと気にくわないという自分の職人気質に悔しさで決意した、という消しゴム判子職人の夢を見る。
鮮明に覚えている正方形の形の人工っぽさを思い出すだけで吐きそうになる。四辺の長さが均等でない方が自然と思う私が不自然かしら。
世の中の基準値と私の基準値の差異。ブレる価値観。助けておでん君!嘘つきばっかり!

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