授業レポート四日目(最終日)

『金谷先生が普通に授業をする会』最後のレポートです。
最後まで長いですが、今回の企画についてのことも少しだけ。

では、ラストどうぞ!

2月19日(水)

授業企画四日目 最終日

本日が授業企画の最終日。今日はテスト返しをして、懇談会をしました。

昨日より少し増えて5名の皆さまに参加していただきました。

一限目(19時35分~20時35分)

が、始まる前に、私は昨日やっていただいたテストの採点をしておりました。とてもエキサイティングな採点時間を過ごしました。いつも学生の解答しか見たことが無かったので、大人の人の解答はやっぱり凄い。当たり前なんですが格段にわかりやすいしちゃんとしている。皆それぞれ言葉の使い方が全然違うのだけれど、明確に同じものを表現しているのが楽しくて私一人興奮しておりました。

そしてテスト返却。テストに参加できなかった方は解説だけ聞いてもらった形になってしまいました。テストの最高点は87点でした。

テストはやはりテストの答え方みたいなのが染みついているのもありますが、内容の読解プラス、やはり、言葉の表現の部分が大きく影響してきます。論理的な考え方という言葉で簡単に言っちゃえるのですが、問題の内容をどうとらえるか。記述の場合はその答えをできるだけたくさんの相手に伝わるように書くというのが基本かなと私は思っています。

しかし、テスト返却時のあの感じ。もう大人になったらどうでもいいことになってしまったけれど、数字に心乱される感じはなんだか大人になってもやっぱりあるのでちょっとわくわくしました。

その後、は解説を一応しながら。といっても、もうたぶんもはや問題の良し悪しとかを聞いてみたほうが良いんじゃないかと思ったので、テストの問題についてのご意見も頂きました。

問題の指示の内容。説明の仕方。選択肢の言葉の使い方。など。私は作った時より冷静になってみると、ですが、殆んどの方は今大人になってみると。の目線でテストの問題をみていただいたのかなと思います。その視点で見ると気になるところがたくさん出てきました。

で、お話をしているうちに一応区切りの50分になったので、そのまま流れで二限の懇談会になりました。

二限目(20時30分~21時50分)

参加者の皆さま全員最後までお付き合いいただき、一つの机を囲んで懇談会になりました。

少しだけお菓子やお酒などものみながら。(焼き菓子とうなぎパイを有難うございました!)

自己紹介などほとんどしなかったので、自己紹介したり、やはり学校の思い出のことを話したり。あの時の記憶を思い返す感じ。後は教育関係の方もいらっしゃったのでお仕事についてお聞きしたり。

後はやはり『こころ』のこと。どうしても授業では「K
」の自殺のところまで考えることができなかったので、私自身とても悔しい。やはりもっと上手く出来たらという後悔はあるものの。この時間でネタばらし的に『こころ』についてお話できたのが企画っぽくてよいなとも思ったり。

私は改めて『こころ』を読んだときに、最大の疑問として残っていたのが、なぜ「私」(先生じゃない方の「私」上・中で主に出て来る登場人物!)がこの物語をはじめたのかというところ。

お詳しい方に思い切って聞いてみたところ、おもしろい説を教えてただいた!おもしろいからここでは教えません!

授業で出たいろんな意見も振り返ってみて、やっぱりいまさらこう言うことを話せるのってとても貴重だし、楽しいなと改めて思いました。個人的には。

交流メインだったので、企画自体の話はほんの少ししかできなかったのですが、そこそこ参加者の皆さまには楽しんでいただけたかな…というところ。

たぶんそれは、高校時代のノスタルジーな面がだいぶ強く作用していただろうということ。

でも、何かについて学ぶ機会というのがなかなかもてそうでもてないのでそことに楽しみを感じることもあるということ。

しかし、やはり『こころ』をやるならば「K」の自殺のシーンまでやりたかった!というところ。

あとそこそこおもしろい企画なのに参加者が少なかったというところ。

少なかったからこそできたことも色々あったと思いますが、もう少し多い方がきっともっと楽しみも増えたのではないかなと思いました。

久しぶりの再会も、新しい出会いもあって、やってみるか!で立ち上げた企画としてはちゃんと目的を果たしたので個人的にはほぼ満足。

ただやはり、もっとお話の機会を多く持つべきだったと反省しております。

いや、もっと個人てきなことで反省してしまうとやはり私のスキルのなさが結構でかいなと本気で思っています。もっと言っちゃえばこんな私が先生してるなんて教育界の事が心配過ぎて今ヤバい。個人的に精進すればいいだけの話ですが。その個人のせいとか、それだけじゃないところまで考えれば考えられちゃうのでヤバい。

そして私はそれを語るような立場にいないので、一人で考えるだけにしておきます。

あとはねりものたちとまた後日反省会を開くことにして。

青山ねりもの協会特別企画『金谷先生が普通に授業をする会』無事に四日間の日程を終えることができました。

企画としてはまだまだ発展できる企画だと思っているので、また是非次の機会もちゃんとつくれたらと思っております。また一緒に遊んでください。

ご参加できなかった方も、今度は一緒に遊んでくださいね。

何度でも言いますが、皆さま本当に有難うございました。

また付け加えたいことが出てきたら修正します。

とりあえず、長い長いレポートもこれにて終了です。 漱石先生も、本当にありがとうございました。

image

金谷

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL