予約開始で徒然。

青山ねりもの協会第七回公演『ニュークリア・エイジ』
チケット予約を開始いたしました。ご予約はHP上の予約フォームより是非。
今回は、原作小説の戯曲化に挑戦中です。
原作は、ティム・オブライエン氏の著書である『ニュークリア・エイジ』という小説。日本では1994年に初版。私が6歳の頃に出た本です。
ティム・オブライエン氏はベトナム戦争従軍経験者であり、その著作の数々はベトナム戦争のことがよく出てきます。氏の本に初めて出会ったのが多分18か19歳ぐらいの頃。
『ニュークリア・エイジ』もベトナム戦争の時代のお話です。男の人が核戦争に怯えて自分の家の庭にシェルターの穴を掘るところから物語が始まります。その後は史実とは異なる展開も含みつつ。べトナム戦争自体が1965年くらいから本格化って感じなので、私はその頃−23歳。で、いま丁度23歳だ!
今回の出演者の皆様は20代〜30代の方々なので皆様もまあ、私とあんまり変わらない。
なんていうか、もうシェイクスピアぐらい遠ければ開き直れるものの。
すごく遠くて近い距離を感じながら、つくっております。
戦争は考えてもやっぱりわからない。核が、今なんだか一番近くにあるような気もしますが私たちはやっぱりなんにも知らないんだってことに怖さとかを感じなけりゃならない気がする。
今まで寄り添えなかった、寄り添わなかったなにかに、打ちのめされなきゃ学べないのは馬鹿かしら?
真面目か、ってなるんですけど、私はよくよく考えればいつも真面目な気がする。
こんなこと考えたくないということ、いやだなと思うこと、自分が離れがちのことを今回やりまくるというのが目的でもあり、
でも原作は好きだし。
馬鹿だけど真面目だし。
なんだか真逆のことを一緒にやるって感じだよ。
二元論から脱出せねばとは思いつつー
金谷

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