ちまきの会報告書

20120522201924.jpg遅くなりましたが、ちまきの会終わりました。
今回は、前回公演『ニュークリア・エイジ』の面子が二名ほど参加。
恐ろしいことにほとんどの皆が『ニュークリア・エイジ』終わりから無気力になっているww演劇やる意味を見失いつつあることが判明ww私だけじゃなかったっす!
私含めちまきの会すら来るのが辛い方も。5月病もあいまってか。まあ、それだけの反動があった芝居だったのだなあと再確認。
皆でリハビリがてら、『言葉』についての話し合い。
次もし演劇出来るなら言葉についての何かしらがやりたいと今のところ思っているので今回は(今回も)私の試行錯誤にお付き合いいただきました。
言葉が楽しいのは音?
書き言葉の楽しさは書かないと伝わらない?
北と南の言葉、外国語。
うーん。広すぎて今のところまとまらないのでとっちらかしたまま。
話し合いのあとは詩をつくりました。シュールレアリスムの「優美な死骸」というやつで。無意識な言葉を意識化に無理やり組み込むと楽しいのか?という試み。
「優美な死骸」は意外と誰とやっても盛り上がるので好きです。
簡単に言えばみんなで思いつくだけ名詞、動詞、形容詞をそれぞれ書いて、それをランダムに組み合わせて詩を作る方法。やり方は色々あるので検索して下さいな。
で、何編も詩をつくったのですが、そのなかから一編に絞り、それを意識化=体現化をやってみました。
その詩がこちら↓
ムラムラして懐かしい肉を食べたが終わる
うどんでルビをふるつめたいゴミ
ぬるいを訴える
にくにくしいポケット二つ折りを信じてみる
大きな大きなやんごとないと手をつなぐ
…中々、ぐうぜんにも韻を踏んでて楽しいです。
これを一行ごとにポートレート化して、無理やり物語をつくってみました。写真はその最後のシーン。「大きな大きなやんごとないと手をつなぐ」画です。
ポートレートをつくったらそれらをつないで演劇らしきものをつくっていきます。
最終的には同窓会(BBQ)で集まった仲間たち、たき火の不思議な力で気になるあの子との恋が叶う。みたいなお芝居になりました。
私の意志はほとんど入れず、役者さんのみで全部つくっていただきました。
何でもこじつければ物語になるもんだね。
気力があれば動画とったので動画あげるか、書き起こしてもうちょい検証してみます。
今回は自動的に物語を作る仕組みにしてしまったのですが、もっと無意識のところにこだわることができたら気持ち悪い感じになりそう。どっちかっていうとそっちがやりたい。
そのあたりはまた次回に試みる。
参加した役者さんらはみんな自分の悪い癖と向き合ってたり。なんだり。リハビリ。リハビリ。
私もリハビリ。一つ一つ向き合っていきます。
次回は6月を予定。また優美な死骸か、単語ハムレットをやりたいです今のところ。
金谷

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